株式会社メディアリンクス(本社:神奈川県川崎市、代表取締役社長 ジョン・デイル 東証ジャスダック6659 以下メディアリンクス)は、日本デジタル配信株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 河村 浩、以下 JDS)に、映像伝送(HD-SDI信号2拠点間伝送)システムを納入しましたので、お知らせします。

JDSは、全国のケーブルテレビ局向けに、地上光ネットワークを用いてデジタル放送配信サービスを提供されています。

このたび、増大する映像トラフィックに対応するため、映像配信拠点間の伝送を強化する事を目的にメディアリンクスのMD8000伝送装置を用いて複数の非圧縮の映像信号(HD-SDI)を完全冗長で伝送する100Gbps伝送システムを構築されました。また、この伝送システムの運用管理にはメディアリンクのProMD EMSソフトウエアが採用されました。

映像信号のIP伝送と無瞬断切替え技術のパイオニアとしてのメディアリンクスの技術的な優位性と、長年にわたるオリンピックやワールドカップなど大規模なスポーツイベントでの採用実績を御評価いただけたものです。

現在、来春(2019年春)の本格稼働に向け、各種試験が実施されています。本システムを通し、メディアリンクスはJDSとともに映像配信システムの高度化を推進してまいります。

【JDSについて】

日本デジタル配信について http://www.jdserve.co.jp/

2000年4月設立。日本初のケーブルテレビ向けデジタル放送配信事業を軸として、ケーブルテレビ業界のデジタル化の推進に取り組み、現在は地上光ネットワークを用いたCSデジタル放送、BSデジタル放送等を全国のケーブルテレビ事業者に配信しています。この他にも、VODプラットフォーム(みるプラス)やCATV情報アプリケーション(CableGate)といった配信サービスの提供、IDソリューションサービス、業務支援サービスなど、ケーブルテレビ事業者の課題解決や、サービス拡充に繋がる業務支援を幅広く提供。2015年12月からは、ケーブルテレビ業界共通の4K専門チャンネル「ケーブル4K」のチャンネル運営と配信事業も行い、ケーブルテレビ業界の4K化を推進しています。