H.264 UVTX / UVRXカードは、圧縮率を2Mbps〜150Mbpsの間でユーザが任意に設定できるため、お客様の個々のニーズに合わせて、ネットワークの帯域幅とビデオの品質を細かく調整することが可能です。 H.264エンコーダは、GOP(Group Of Pictures)モードまたはマルチGOPモードのいずれか1つのモードで動作します。GOP構造とは、H.264ビデオ圧縮規格の一部でありイントラフレームやインターフレームがどのように符号化されるかを指定します。 符号化に使用される3つのフレームタイプには、Iフレーム(独立して符号化されたピクチャ)、Bフレーム(双方向予測符号化ピクチャ)、およびPフレーム(予測符号化ピクチャ)があります。
MD8000 – H.264ビデオ・エンコーダ/デコーダ・カードの特長
- 圧縮率の任意設定:2Mbps – 150Mbps
- 選択されたGOPモードに基づいて、1あるいは2チャネルの非圧縮入力を個別に圧縮
- オーディオ/アンシラリパラメータトランスポートをサポート
- SMPTE 2022規格準拠:FEC、ヒットレス・スイッチング、オート・プロテクションを含む
MD8000 – H.264ビデオ・エンコーダ/デコーダ・カードの機能
- 効率的な標準規格に基づいた264圧縮
- 264、J2K、SDIおよび4K伝送をサポートする「ユニバーサル」UVTX / UVRXビデオカードを用いて適切なファームウェアアップデートを行うことで使用可能
- MD8000ネットワーク機器互換
- HD-SDI、SD-SDI、DVB-ASIビデオのサポート
MD8000 – H.264ビデオ・エンコーダ/デコーダ・カードに最適なアプリケーション
- キャリアクラス・メディア・ネットワーク
- 完全な映像素材伝送
- 高信頼コンテンツ配信システム
- ライブ、スポーツ中継
- リモート・プロダクション