昨年、米国カリフォルニア州カルバーシティにあるAmazon Studiosでは、Amazon Web Services(AWS)のサポートにより、JPEG XS interopが開催されました。COVID-19のパンデミックがありましたが、初めて対面でのJPEG XS interopが可能になりました。11社の機器ベンダーが参加し、100GbEネットワーク上でJPEG XSのビデオストリームを相互伝送しました。また、Amazon StudiosのAWS Direct Connect(クラウドへの専用プライベートネットワーク接続)経由し、AWS Elemental MediaConnectにJPEG XSビデオストリームを送信しました。参加者は、インターレースHD、プログレッシブHD、UHDのビデオストリーム形式での伝送を含め、最終的に200種類以上の相互運用テストを行いました。

Amazon Studiosのメディアエンジニアリングおよびイノベーション担当責任者であるJonathon Leeは次のようにコメントしています。「Amazon Studiosは歴史あるカルバースタジオの新しい施設で、その場所で初の対面形式によるJPEG XS相互運用ワークショップを開催できたことを誇りに思っています。我々のプロダクションがグローバルに拡大するにつれ、異なる場所においても、クリエイティブとポストプロダクションのチームが高品質で色精度の高い映像を低遅延でリアルタイムにやりとりできるようにすることが不可欠になってきています。そのため、オンプレミスとクラウドの両方で、複数のベンダーによるJPEG XSビデオ規格の相互運用性をテストし、検証することが非常に重要です。この取り組みをAWSのパートナーと共にサポートできたことは、素晴らしいことでした。」

こちらをクリックすると、AWSのブログ全文がご覧いただけます。